視力回復と視力障害の進行
視力障害には徐々に見えなくなるケースもあります。角膜は目に光が入る最初のところで、光を屈折して網膜に焦点を結ぶレンズの役割をしている大切な組織です。
光を目に入れる場所なのでその部分は無色透明なのが正常で内部の虹彩(俗に茶目)と瞳孔(ひとみ)が透けて見え、
一般に黒目と呼ばれている部分ですが、視力が障害されていると、その部分の透明性をそこなうことがあります。
角膜以外の部分では角膜の後ろの前房、水晶体、硝子体、網膜も本来は透明でなければなりません。
これらの組織が透明性をそこなう病気として、角膜では角膜ヘルペス、角膜変性症、角膜水疱症、
前眼部では閉塞隅角緑内障、水晶体の濁りでは白内障、硝子体混濁、網膜では網膜色素変性症、
加齢黄斑変性、脈絡膜萎縮、視神経萎縮、近視、遠視、乱視、老眼、脈絡膜黒色腫などがあげられます。
また病気以外でも傷による視力障害も軽視できません。
角膜の表面に傷ができて違和感や充血が起こる、それが悪化して傷が広く深くなり角膜上皮がはがれる、
その傷口から細菌が入り、角膜おできのようなものができるなど症状が進行して初期の視力障害にとどまらずに、
不幸にして失明する場合も中にはあります。
プロボクシングの選手が網膜剥離の検査をして、場合によっては引退勧告を受けたりするのは、こうした理由によるものです
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